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こんにちは!
北九州市八幡西区折尾の「肩こり・腰痛ケア専門」整体院 tete
理学療法士のイチケンです!
今回は、職場近くのカイロプラクティック院に通ったが、2か月以上前から続いている首から右肩にかけての痛みがなかなかよくならないので困っているという70代男性、会社員の方の整体をしました。
この男性の方の奥様が現在、当院にカラダのメンテナンスのために通院されていて、その紹介で来院していただきました。
詳しくお話を伺っていると
7年前に腰の痛み、下肢のシビレがひどくて腰部椎間板ヘルニアの手術を受けたとのことでした。手術の傷をみせてもらうと、腰の真ん中にメスで切開した跡がありました。
その切開の跡に沿って筋膜や筋肉を触診していきました。
すると、その周りの筋膜が硬くなっていて、腰から背中、さらに右太ももの裏まで筋膜の硬さが広がっていました。
以前の腰椎椎間板ヘルニアの際に腰の痛みや下肢のシビレがあった時の影響もあってか、股関節や腰椎も硬くなって関節の動きが小さくなっていました。
その動きの制限が腰椎から胸椎、頚椎へと上の方へ波及して背骨全体の可動性を低下させていました。
また、右の首の付け根に筋肉のかたまり(筋硬結)ができていました。
あたまも側頭部、頭頂部、後頭部が硬くなっていました。
さらに、あごの周りを触っていくと、周囲の筋肉が硬くなっていました。
これは、上と下の歯がピタッと合わさっている、上下の歯を合わせる癖によるもので、あご周囲の筋肉の緊張による硬さでした。
カラダの状態を検査していくと以下の問題点が上がってきました。
①股関節、腰椎を始まりとする背骨の関節の硬さ(関節可動域制限)
②右太ももの裏から腰、背中、首、あたまにかけての筋膜の硬さと左右バランスの崩れ
③上下の歯を合わせる癖によるあご周囲の筋緊張とそれに関連した頭の硬さ
これら①~③の問題点を一つ一つ改善していくことで、首から右肩への痛みが緩和していくのではないかと予測を立てて、初回の施術に入っていきました。
上の写真は初回時の施術前後の横と後ろからの比較写真(座位)です。
初回時の施術では股関節の可動域を高める動きや下肢から骨盤、背骨周囲の筋膜を緩めていく筋膜リリースを行いました。
また、右の首の付け根にできていた筋肉のかたまり(筋硬結)をとっていきました。
さらに、自宅で行える骨盤と背骨を緩める自己調整運動をアドバイスして終わりました。
2回目以降はあご周囲の筋膜を緩める筋膜リリースを行いました。
自分でできるあごを緩める自己調整運動も行ってもらいました。
また、あごから波及して硬くなっている頭の筋肉(側頭筋・後頭下筋群)を筋膜リリースでほぐしていきました。
現在は6回目の通院が終わっています。
上の写真は初回時と6回目の施術後の比較写真です。
横からの写真では頭の位置が肩の真上に乗ってきています。後ろからの背骨のラインにも変化がでてきています。中心軸をとって、しっかりと座れるようになっています。
初回時には首から右の肩にかけての痛みが強かったのですが、現在は張りはあるものの、ほぼ痛みは出ていないとのことです。夜も痛みで目を覚ますことなく眠れているとのことでした。
ほんとによかったですね~
初回時は痛みが強くて座る姿勢をとることがきつそうでしたからね~
夜も痛みで目が覚めると言われていました。
今回の方のように、過去に腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けたことがある、もしくは他の手術でも、メスでの切開の跡があるという方は、その傷口の周りの筋膜が癒着を起こして硬くなっている場合があります。
筋膜の硬さが、他の体の場所に影響を与え、他の場所で痛みやシビレがでるということがあります。
筋膜の癒着は強い打撲や捻挫などでも起こります。
そして、筋膜は全身をストッキングのように覆い包んでいるので、硬さが全身に波及していくのです。
首や肩の痛みでお困りの方
2か月以上続いている痛みやシビレでお困りの方
筋膜に問題があるかもしれません
また、過去の手術による筋膜切開が影響しているかもしれません
当院独自の「筋膜リリース全身調整」はそんな方のお役に立てる徒手療法です
お気軽にご相談ください!
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。
カラダに気づきとよい習慣を提供する
北九州市八幡西区折尾の「肩こり・腰痛ケア専門」整体院 tete
理学療法士のイチケンでした!