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こんにちは!
北九州市八幡西区折尾にある「肩こり・腰痛ケア専門」整体院 tete
理学療法士のイチケンです!
最近、神経痛や腰痛の症状を訴えて来院される患者さんが多くなっています。秋から冬に変わる季節の変わり目で、朝晩と昼間との気温差があるこの時期は寝違えや腰痛、神経痛(坐骨神経痛・上、中殿皮神経痛、肋間神経痛)などの痛みが出やすい時期でもあります。
日常の動作などで、徐々に蓄積している筋膜の疲労や左右バランスの崩れ、硬さが、ある一定の許容範囲を超えると痛みやしびれにつながります。
今回の方は、6日前に歩いていて左のお尻の上のあたりから腰にかけてピリッと痛くなったとのこと。その痛みが少しずつ強くなってきたようです。左の股関節にも何か問題があるのではないかと思われて来院されました。
上の写真は、1回目の施術前後の写真です。少し、姿勢変化がみられています。
詳しくお話を伺っていくと
仕事で25~40Kgの重いものを運んだりするとのことで腰には負担のかかる作業をされているようでした。以前から肩こりや腰痛、頭痛の症状もあるとのことでした。
カラダの評価・検査としては、
まずは下半身、股関節から下肢にかけての関節の動きや筋膜の硬さ、左右差、お尻や太もも、おなか周りの筋力、足部の状態、座位と立位姿勢をみていきました。さらに、上半身の筋膜の硬さや左右差、動きをみていきました。
気になったのは首周りの筋硬結(筋肉のかたまり)があることでした。特に左の首周りが硬くなっていました。また、左のお尻から腰にかけての筋膜と左太もも裏と左膝裏の筋膜が硬くなっていました。
足の指は左小指が曲がっていて内側(親指の方)にはいる内反小趾という状態になっていました。しっかりと安定した立位がとれにくいようでした。
おなかの筋力と左股関節周囲の筋力(大殿筋、中殿筋と内転筋力)が弱くなっていました。
これらのカラダの評価・検査をもとに初回時の施術を行いました。
左首、腰、お尻、太ももの裏から膝裏にかけての硬くなっている場所を中心に筋膜リリースを行い、左右の筋膜バランスを整えました。
また、おなか、特に下腹(丹田)にしっかりと力が入るように調整運動を行ってもらいました。
足の指は体を支える重要な場所なので、しっかり小指が伸びるように足の指全体をほぐしました。
初回時は問診・検査に30分、施術は20分、状態説明と治療計画に10分の約1時間でした。
今後の治療計画としては
初回~5回目までは筋・骨格系へのアプローチとして筋膜のアンバランスを整え、弱い場所の筋力強化を行います。
6回目~10回目は内臓の調整、自律神経系のバランス調整を行っていきます。今回の方は胃と腸に疲労があるようなので、その部位の調整と自律神経系に作用する頭蓋骨調整を行っていきます。
11回目、12回目は全身調整後に筋、骨格系と内臓、自律神経系の統合のための調整運動を行う予定です。
トータル12回の通院で神経痛の根治を目指します。
このブログを書いている現在、4回目の通院が終了しています。
筋、骨格系の調整と筋力はもう少しというところですが、初回時の左のお尻の上から腰にかけてのピリッとする痛みの範囲が狭くなってきているとのことです。
今後、筋、骨格系の調整を行い、その後、内臓、自律神経系の調整に移行していく予定です。
寒さが増してくるこれからの季節、筋膜への疲労の蓄積、筋膜の硬さや左右バランスを崩さないようにしたいですね~
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。
カラダに気づきとよい習慣を提供する
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理学療法士のイチケンでした!