お電話でのお問い合わせ080-1702-3183
こんにちは!北九州市八幡西区折尾の「肩こり・腰痛ケア専門」整体院tete
理学療法士のイチケンです!
新型コロナウイルス感染拡大の影響で会社への通勤頻度が減り、自宅でのリモートワークをされている方もおられるのではないでしょうか。
少しずつ、感染拡大が落ちついてくれば会社への通勤も平常通り行われてくるでしょうが、今後も一定量はリモートワークの流れは残りそうですね。
今回は、リモートワークをはじめてから背中の痛みが強くなってきて困っているという30代、女性、会社員の方の整体をしました。
下の写真は初回時の施術前後の比較写真です。
背中の痛みの原因は僧帽筋(上、中部線維)、菱形筋、頭板状筋や頚板状筋(首を支える筋肉)が硬くなりすぎて起こる筋膜性の痛みのようでした。
下の写真は僧帽筋(上・中部)と菱形筋、頭板状筋の解剖学画像です。筋走行のイメージがわけばと思いのせました(^^)
【引用文献:チャートブック 骨格筋の解剖 川原群大編著 イラスト バーバラD.カミングス エンタプライズ出版部】
長時間、前傾姿勢でパソコン画面をみることで、背中がまるまり、両肩が前内側に巻きこみ、あたまが前にでて、あごがあがってしまう姿勢の崩れが長時間続いたことが根本的な原因のようでした。
自宅でのリモートワークでなくても、会社でのデスクワークでも同じような、背中がまるまり、両肩が前内側に巻きこみ、あたまが前にでて、あごがあがってしまう崩れた姿勢を長時間続ければ背中の筋膜性の痛みがでてくる可能性は高まります。
できれば、30分に一度、座った姿勢を一旦やめて、体を軽く動かしたり、イスに腰かけたまま簡単にできる、姿勢を正す「ちょいリセット動作」をすることをおすすめします!
座りながら簡単にできる「ちょいリセット動作」3ステップ!
ワンステップ・・・イスに座った状態で、後ろにたおれた骨盤を起して、腰が軽く反った状態(生理的な)をつくり、外側にひらいた肩甲骨を内側によせます。
ツーステップ・・・あごを軽く引き、両腕をだら~んと真下にたらします。
スリーステップ・・・あたまの真ん中から空に伸びるロープをイメージして、そのロープであたまから背骨にかけて空にスーッと引っ張り上がられる感じで背筋を伸ばし、あたまと背骨を引き上げましょう。反対に、体の横で真下にたらした両腕の指先が地面にグーッと引っ張り下げられるイメージをもちます。
そのまま5~10回、深い呼吸を繰り返します。
長時間座ることの多い職種の方は、よかったら、「ちょいリセット動作」ためしてみてください!
背中まわりの筋疲労がスッキリしますよ~
さて、今回の方は初回時、下を向く、左右を向く、左右に倒すという一連の首の動きがかなり小さくなっていました。
首の動きは全身の筋膜の硬さをみる指標になる場所です。
首の動きが悪ければ、体のどこかに筋膜が硬くなっている場所があるということになります。
この方は、僧帽筋、菱形筋という背中にある筋肉の筋膜がとくに硬くなっていました。
硬くなっている筋膜を中心に筋膜リリースでゆるめていきました。
また、硬くなっている筋膜だけをゆるめても、すぐにもとに戻ってしまいます。
大切なのは全身の筋膜のつながりを意識してゆるめていくということです。
背中の筋膜だけをゆるめるのではなく、下半身、とくに股関節や骨盤まわりの筋膜へのアプローチも必要です。
整体では股関節や骨盤まわりの筋膜への筋膜リリースも行いました。
今回の方は現在、5回目の通院を終えられています。
下の写真は初回時と5回目終わりの比較写真です。
初回時は座ったときに骨盤が後ろに傾いていましたが、5回目の通院を終えられて、ずいぶん骨盤が起きて、腰の軽い反り(前弯カーブ)がでてきています。
背中やウエストラインもずいぶんとすっきりされてきています。
リモートワーク中に強まっていた背中の痛みもでなくなっているとのことです。
今後は骨盤と背骨をやわらかく動かして半永久的に筋膜を硬くしない調整運動をマスターしてもらう予定です。
今後のお体の変化に期待です!
首や肩、背中の痛みでお困りの方
デスクワークで座ることの多い方
ねこ背、巻き肩、ストレートネックなどの姿勢の崩れが気になる方
慢性化した首こり、肩こり、腰痛でお困りの方
当院独自の「筋膜リリース全身調整」がお役に立てるかもしれません!
お気軽にご相談ください!
カラダに気づきと良い習慣を提供する
北九州市八幡西区折尾の「肩こり・腰痛ケア専門」整体院tete
理学療法士のイチケンでした!
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。