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坐骨神経痛のような痛みがある方の整体。実は3か月前の尻もちが原因⁉だった

こんにちは!
北九州市八幡西区折尾の
「肩こり・腰痛ケア専門」 整体院tete
理学療法士のイチケンです!

先日、右のお尻から太ももの外側に
ズキっと広がるような痛みが強まってきたので
整体をしてほしいと70代の女性が来院されました。

最近の寒さで10日ほど前から特に痛むので
何とかしてほしいと言われていました。

かかりつけの外科にかかったところ
レントゲンなどの画像では異状がなく
お医者さんからは「筋膜が炎症を起こしているんでしょう!」
と言われたとのことでした。

そこで、筋膜にアプローチをしてくれるところを
インターネットで探していて
当院の筋膜リリース整体というフレーズを見てこられたようでした。

最初は坐骨神経痛かなと思いましたが

詳しく痛みのある場所を触診していくと

右仙腸関節に一番強い痛み(圧痛)がありました。

そのほか、右中殿筋、梨状筋(両方ともお尻の筋肉)
に痛み(圧痛)がありました。

片脚立ちテスト(片脚で立ってもらい
お尻周りの筋力を使って骨盤が安定出来ているか
を診るテスト)
を行ったところ、
右のお尻周りの筋力が発揮できていませんでした。

右脚支持で立ったところ、
骨盤が右にぶれていました。
反対の左脚支持では骨盤はぶれずに安定して立てていました。
このことから、右中殿筋の筋力低下を推測しました。

そして、詳しく問診を重ねていくと、

3か月前に自宅のお風呂場でタイルに滑って転倒、
その時に強く右のお尻を打ち付けたとのこと。
打った場所は右のお尻の付け根(坐骨)のようでした。

しばらくお尻の痛みが続いたようですが、
病院にかからずに、
その後、
自然にお尻の痛みは治ったとのこと。

その時の坐骨を強く打った衝撃で、
その上にある右仙腸関節にも衝撃が伝わり、
その後、仙腸関節に炎症が起こったのではないかと推測しました。

炎症が起こった場所、特に関節は硬くなる(関節拘縮)ため
右仙腸関節の動きが悪くなっていました。

いわゆる、仙腸関節機能障害による
坐骨神経痛が出ているようでした。

動きが悪くなっているだけであればまだいいのですが、
その動きの悪さを筋肉でカバーしきれなくなっているようで、
右中殿筋の筋出力が低下していました。

右仙腸関節の炎症も若干残っているようだったので、
無理のない範囲で仙腸関節の動きを手を使って出していきました。

仙腸関節(仙骨と腸骨の関節)には若干の滑り、うなずき動作があるので、
その動きを徒手で誘導しながら出していきました。

仰向けに寝て脚を片脚ずつ上げていくテスト(SLRテスト)や
仙腸関節の動きを見ていくテストを整体前後で行い、
整体後は脚の上がる角度が増えました。
と同時に、右仙腸関節の痛みも和らいできたとのことでした。

仙腸関節の動きをスムーズに出していき
いい状態を定着させるために
今後は4~5日ペースで3回程度通院してもら予定です。

仙腸関節の動きが定着すれば、
7日~10日ほどのペースで3回程度の通院で
腹筋を中心とした体幹筋と中殿筋の筋力アップを図り、

仙腸関節への負担軽減を目指します!

トータル6回程度の通院で痛みの解消につなげたいと考えています。

今回の施術前後に撮った座位姿勢の写真です。
初診時は1回約50分の施術ですが、姿勢に少し変化が出ています!

 

それにしても、尻もちでの打撲、
良くなってきたころに
今回の症例のように後遺症的な痛みが出てくることがあります!

転倒して尻もちをついた場合、自然に痛みが治っても
その後、仙腸関節痛
が出ることがあるんですね~

仙腸関節痛やお尻から太ももに広がるような痛み
でお困りの方、
まずはお問い合わせください!
お力になれるかもしれません!

カラダに気づきとよい習慣を提供する
北九州市八幡西区折尾の
「肩こり・腰痛ケア専門」 整体院tete
理学療法士のイチケンでした!

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