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こんにちは!
北九州市八幡西区の「肩こり・腰痛ケア専門」
整体院 tete のイチケンです!
先日、妻から電話がかかってきました。
「腰に激痛が走って動けない。どうしたらいい!?」
妻は、商業施設で花や観葉植物などの植栽管理の仕事をしています。
仕事柄、長い時間しゃがんだままの体勢が多く、花の植え替えや手入れ、草取り、ゴミなどの除去作業、水やりを行っています。その日も、しゃがむ体勢が多かったのかな~と思いながら
どのような経緯で腰に痛みが出たのかを詳しく聞くと
しゃがんだ姿勢のまま、花の植え替えをしていて、後ろから知り合いの人に声をかけられたので、急に立ち上がろうと身体をねじった瞬間、腰に激痛が走って身体を動かすことができなくなったとのことでした。
腰を動かすたびに激痛が起こるので
腰を曲げて、なんとかゆっくりと動いてその場を離れて、携帯をかけてきたようでした。
このような長時間のしゃがむ姿勢から急に立ち上がる動作は、腰の骨と骨の間にある椎間板というクッション材の役割をする組織に急激な変化を与えてしまいます。
しゃがんだ体勢では椎間板は前のほうが押しつぶされて後ろに膨らんだ状態になっています。
そこから急に立ち上がることで腰の骨と骨に椎間板が挟み込まれる状態になり、損傷が起こることがあるんです。
これがいわゆるギックリ腰(急性腰痛)です。
このギックリ腰(急性腰痛)で起こる急な腰の痛みを簡単に自分でやわらげる応急処置法があります。
それは、椎間板の状態を整えるセルフ整体法(応急処置法)です。
その方法を妻にアドバイスしました。
やり方は簡単!
まず、肩の力を抜いて、軽く膝を曲げ、骨盤から上の胴体はまっすぐに起こして立ちます。(能の移動姿勢のような感じですね~)
次に、胴体を茶筒のようにイメージします。その中のバラバラになったお茶っ葉をトントンとテーブルに落として整えながら、隙間を埋めるイメージで、その場で軽く足踏みをしながら、胴体を上下にゆすります。
その際に、「あーーーーー」と声を出しながら胴体をゆすると効果的です。
「あーーーーー」という発声で筋肉の緊張がゆるみ、しゃがみ姿勢によって後ろに膨らんでしまった椎間板への圧力が除かれて整いやすくなります。
腰の痛みや違和感がなくなるまで行うといいです。
1~3分が目安です。
声を出すのは、周りに人がいると恥ずかしいと思います。その時は、人のいない場所に移動して行ってみてくださいね~
その他にうつ伏せになる方法なんかもありますが、屋外でギックリ腰になった場合は難しいので、立ってできるこの方法がよいでしょう!
そして、上記の方法で激痛、違和感がやわらいできたら、できればお白湯か常温の水を湯呑2杯程度飲んでください!
身体が脱水状態になっていても、ギックリ腰を起こしやすいんです。そして、痛みを強く感じやすくなります。
早朝にギックリ腰を起こしやすいのには、身体の脱水も影響しています。気をつけましょう!
妻もこの応急処置法で腰の激痛がなくなり、車に乗って帰って来ることができました。ほんと、よかった~(^^)
そして、施術室で、腰と首の骨をしっかりと調整して3日ほどで楽に動けるようになっています。
上の写真は妻ではありません。イメージです(^^)
ギックリ腰は始め(急性期)の対応が肝心ですからね~
今回は妻のギックリ腰騒動!激痛をやわらげ、動けるようになる応急処置法について書きました。
急に腰に激痛が起こってしまったという方は試してみてください!
※あくまでも、痛み、違和感の緩和には個人差があります。応急処置法で痛みや違和感が取れない、または症状が強まる場合には自分で判断せずに整形外科専門医の受診をおすすめします。
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。
カラダに気づきと良い習慣を提供する
北九州市八幡西区折尾の「肩こり・腰痛ケア専門」
整体院 tete 理学療法士のイチケンでした!