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こんにちは!
北九州市八幡西区折尾の「肩こり・腰痛ケア専門」整体院 tete
理学療法士のイチケンです!
今回はぎっくり腰(急性腰痛)が疑われる40代の男性、公務員(事務職)の方の整体をしました。
初回、来院の際に詳しくお話しを伺っていくと、3日前に自宅の庭の草取りやプランターの位置替えなどをしていて、プランターを抱えた瞬間に右腰に激しい痛みが出たとのことでした。その前日に自宅で室内用エアロバイクを1時間漕いでいて腰に張りがあったとも言われていました。
疲れがたまる時期や寒くなる冬場によく今回のようなギックリ腰を起こすようです。
ここ数年はギックリ腰を毎年起こしているとのこと。
カラダの歪みが気になるとも言われていました。
整体でどうなりたいですか?とお尋ねすると
腰痛を治したい。くせになっているので出ないようなカラダになりたい。
あとは歪みが気になるのでそれも治したい。ということでした。
カラダの状態を検査していくと
痛みに関しては、じっとしていて若干の痛みがあり、長く座っていると痛みが強くなってくるようでした。夜寝ていて激しく痛むということはないようでした。
首の付け根(後頭下筋群、頭・頚板状筋、僧帽筋、胸鎖乳突筋)、右腰から背中(右脊柱起立筋、右腰方形筋)、右太ももの裏(右ハムストリングス)、右膝裏(右膝か筋)の筋緊張が高く、筋膜が硬くなっていました。
また、左の内ももの筋肉(左内転筋群)も硬くなっていました。
腰椎や左右の股関節の動きをみました。第3~5腰椎の関節と左の股関節の動きが硬く、可動範囲も狭くなっていました。また、股関節の周りの筋力が弱くなっていました。おなか(深部腹筋群)の筋力も弱くなっていました。
カラダを支える場所として重要な足と足の指の状態をみると、全ての指の付け根が硬くなっていました。その中でも特に小指が硬くなっていて、軽く親指の方に曲がっていました。足の指と指の間の筋肉も硬くなっていました。
以上のカラダの状態から
①右腰につながりのある首や背中、腰、太もも、膝裏の筋膜が硬くなっている
②腰椎や股関節の動きが悪くなっている(硬くなっている)
③おなか、股関節周りの筋力が弱くなっている
④足の指や指の間の筋膜が硬くなっている
これらの問題によって、右腰の筋膜への負担が増え続け、許容量を超えて痛みが起こっているようでした。
初回時に行った整体は
①骨盤(仙腸関節)および腰椎、股関節の調整
②足の指の付け根と指の間をほぐす
③首、背中、腰、膝裏、ハムストリングスの筋膜を緩める筋膜リリース
を30分程度行いました。
その後の通院では、施術後に自分で行う骨盤と背骨を緩める調整運動やおなかや股関節まわりの筋力トレーニングを追加しておこなってもらいました。
このブログを書いている現在、8回目の通院を終えられています。
右腰に激しい痛みが出た日からちょうど1か月が経過しました。
その間、週2回のペースで計8回の通院をしてもらいました。
<初回時の施術前後の写真>
<初回時施術前と8回目通院後の写真>
現在、右腰の痛みはなくなっており、腰の痛みで気づかなかった首こりや背中の張りの改善に向けたメンテナンスと姿勢調整を行っています。
今回の方のように、疲れがたまってきたり、季節の変わり目や寒い冬の時期になるとギックリ腰になるという方は筋膜に問題があることが多いです。
それもただ筋膜を調整すればよいというわけではなく、筋膜バランスを崩す根本原因があります。
今回の方は足の指や指の間の硬さとおなか、股関節周りの筋力低下が一番の原因でした。
その方のカラダの使い方や癖などでも変わってきますが、必ず痛みや不調が出る場所へ負担がかかっている原因があります。
ぎっくり腰(急性腰痛)や慢性腰痛で困っている方へ
病院では湿布や薬、注射を使った対処療法が中心だったり、老化のせいにされることもあると聞きます。しかし、今のカラダの状態に必ず原因はあります。いっしょにその原因を探り、痛みの改善に向けた取り組みを始めませんか。
痛みや不調から解放され、動けるカラダを手に入れてください!
ブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
カラダに気づきとよい習慣を提供する
北九州市八幡西区折尾の「肩こり・腰痛ケア専門」整体院 tete
理学療法士のイチケンでした!