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こんにちは!
北九州市八幡西区折尾の「肩こり・腰痛ケア専門」整体院 tete
理学療法士のイチケンです!
今回は2か月以上前から目の奥とこめかみの痛み、頭を締め付けるような痛みが続いているという13歳の女の子の整体をしました。
写真の目の奥が痛そうな女性はイメージ画像です。ご了承ください(^^♪
原因はいつも無意識に行っていたある動作が原因だったようです。
首や肩まわりの筋肉がカチコチに固まってきて、こめかみや目の奥、頭が締め付けられるように痛む、いわゆる【緊張型頭痛】で困っている方がよく当院に来院されます。
まず、初めにチェックするところは顎(アゴ)です。
アゴ周りについている筋肉(咬筋)とそれに連動して硬くなる頭の横側の筋肉(側頭筋)を触診します。
咬筋と側頭筋が硬くなっていて、押さえると痛みがある場合は、無意識に歯を食いしばっている可能性があります。
力を入れて歯を食いしばるところまでいかなくても、上と下の歯がピタッとくっついている状態でもアゴ周りの筋肉は緊張して硬くなります。
普通、上と下の歯は5㎜程度あいているのが自然の歯のかみ合わせ状態なんです。
上と下の歯の密着時間が長くなると、アゴ周りの筋肉と頭の横側の筋肉が硬くなってきて、さらに、頭の後ろや首の付け根にまで筋肉の緊張が伝わっていきます。
集中しておこなう作業やパソコンなどのデスクワーク、学校の授業、スマホの画面を見ているときなどに起こりやすいです。
何か嫌なことをしているときやストレスを感じているときなどにも上と下の歯が密着していることがよくあります。
そのため、次にあたま(後頭部)と首の付け根をつなぐ筋肉(後頭下筋群)の硬さをチェックします。
今回整体を行った13歳の女の子もアゴ周りの筋肉(咬筋)と頭の横側の筋肉(側頭筋)、後頭部と首のつけ根をつなぐ筋肉(後頭下筋群)がとても硬くなっていました。
押さえると痛みもありました。
ここが硬くなると、頭に流れる血液の流れが悪くなります。
そのため、脳や神経に必要な血液が少ないですよ~とカラダがSOSを出します。
これが、頭を締め付けるような痛みとなって現れます。
硬くなっている筋肉の緊張をやわらげ、筋膜を緩めていく必要があります。
当院では筋膜リリースという徒手療法を使って、ピンポイントで硬くなっている筋膜を緩めていきます。
13歳の女の子は4回の施術で目の奥とこめかみの痛みと通常、家での生活中に起こっていた頭を締め付けるような痛みはなくなったとのことです。
ただ、学校に行くと、夕方になるにつれて頭を締め付けるような痛みが出るとのことでした。
今後は首と肩につながりのある背中や股関節の筋膜を緩めるアプローチを行ていく予定です。
今回の女の子の【緊張型頭痛】の原因はアゴ、側頭部、後頭部と首の付け根の筋肉を硬くする無意識に行っていた上と下の歯を密着させる癖にありました。
上と下の歯を密着させる癖を改善するには、無意識に行っているこの癖にまず、気づくことです。
そして、気づけたら、授業の合間、休憩時間、そして、密着させているな~と思ったときに上と下の歯を5㎜ほどあけるようにします。
その状態でゆったりとした鼻呼吸を10回行います。
下あごをゆっくりと横に動かす。前に動かす。この2つの動作を10回繰り返すのもアゴ周りの筋肉を緩めるのに効果的です。
最初の1か月は意識的にこの動作を行うことが必要です。
そのうちに、無意識に上下の歯を5㎜ほどあけられるようになってきます。
同じような【緊張型頭痛】の症状でお困りの方は、
アゴ周り、頭の横側(側頭筋)、頭の後ろと首の付け根(後頭下筋群)が硬くなっていないか、ご自分で触って確かめてみてください。
硬くなっている、押さえると痛みがある方は、筋肉、筋膜が硬くなっています。
あなたが今、困っている頭を締め付けられるような痛みの原因は食いしばり、上と下の歯を密着させている癖にあるかもしれません。
気になる方は当院の筋膜リリース全身調整法をご体感ください!
カラダに気づきとよい習慣を提供する
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理学療法士のイチケンでした!
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。