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ひどい肩こりをやわらげるキーボードを打つ体勢の見直しポイント

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北九州市八幡西区折尾の「肩こり・腰痛ケア専門」 整体院tete
理学療法士のイチケンです!

昨日、当院に来院された方が、問診時に

「最近、首から肩、背中にかけてピリピリする痛みが出てきて、その痛みの範囲が段々と広がってくるので心配になり整体を受けようと思いました。」と言われていました。

首(頚椎)、背中(胸椎)、肩関節、肩甲骨の可動範囲や動きをチェック!

首、肩、肩甲骨周囲の筋肉の状態を触診していきました。

そして、座っている姿勢、立っている姿勢のチェックを行いました。

このようなチェック(身体評価)を行った後に、日常の動作を詳しく聞いていきました。

最近は「残業が多くてパソコン作業を遅くまでしています!家に仕事を持ち帰ってやる事もあります。
なかなか早く帰れなくて~」と言われていました。

そのパソコン作業の時の姿勢や画面やキーボードの位置、椅子の高さなどを詳しく聞いて再現してもらうと

今のカラダの状態(ねこ背、巻き肩で肩まわりの筋肉が疲労して肩こりがマックス状態)をつくる原因がわかってきました。

机は少し高めなようで、パソコンのキーボードをカラダからかなり離れた位置において、そのキーボードにおおいかぶさるような体勢で打っているようでした。

腕はカラダから離れればそれだけ、腕の付け根や肩甲骨周りの筋肉に負担がかかってきます。

あごが上がり、あたまも前に出るため、ねこ背を強め、首にも負担が出てきます。

その時間が長くなれば当然、筋疲労は積み重なり、疲労物質の蓄積とともに血行を阻害し、痛みが出てくるといういわゆる肩こりの症状が出てきます。今回のピリピリという痛みもそのような状態で引き起こされているようでした。

これを防ぐには、キーボードを打つ体勢を変える必要があります!

①できるだけカラダに近い位置にキーボードを置く、画面も目線がさがりすぎない高さにする

②肘は脇に近づけて固定する、手のひら(小指側のふくらみ)を机やパソコンに置き、固定する

③椅子と机の高さを姿勢が崩れない高さに合わせる ※崩れた姿勢とは背中が丸くなる、あごがあがりあたまが前に出た姿勢を指します。

④30分~1時間に一度、肩こり予防体操を行う

などのアドバイスを行いました。

肩こり予防体操

①息を吸いながら肩をすくめて耳に思いっきり近づけた状態で10秒キープしてから息を吐くと同時にストンと落とす

②指先を肩にあてた状態で呼吸をゆっくりしながら肘をぐるぐる、ゆっくりと10回まわす、これを片方ずつ行う、

③手を頭の上で組んで息を吸いながら肘を伸ばして伸び上がり、10秒キープ、息を吐きながら手を下ろす

などの方法をアドバイスしました。

ブログをご覧のみなさんも、パソコン作業の合間に是非行ってみてください!

肩こりや筋疲労をとるのに効果的ですよ~!

カラダに気づきとよい習慣を提供する
北九州市八幡西区折尾の
肩こり、腰痛ケア専門 整体院tete
理学療法士のイチケンでした!

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