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こんにちは!
北九州市八幡西区折尾の「肩こり・腰痛ケア専門」整体院 tete
理学療法士のイチケンです!
今回は、ひどい首こりと肩こりがあって、カラダの歪みと左右の脚の長さが違うので、その原因が知りたいという40代・女性、保険代理店に勤務されている方の整体をしました。
上の写真は初回時の施術前後の比較写真です。
まずは詳しくお話を伺っていくと
お仕事でパソコンに向かう時間がとても長く、車の運転で外に出かけることも多いとのことでした。
症状としては、慢性的な眼精疲労、ひどい首こり・肩こりがあり、まずはこの症状を改善したいとのことでした。
また、かなり昔(学生時代)からカラダの歪み、脚長差があり、その原因が知りたいのと、もし今からでも可能なら改善したいとのことでした。
5年以上前に趣味のバトミントンをしていて、右足首を強くひねり、じん帯断裂の既往があるとのことでした。その時、整形外科を受診して、ギプス固定、松葉づえでの生活を約1か月間されたそうです。
次に、実際にカラダの状態を評価していきました。
座った状態では右肩が下がっていて、左肩が上がっていました。
右脚に比べて、左脚が約2cm長い状態でした。
左肩から首にかけてと右腰周囲の筋肉の緊張が高く、左右の筋緊張バランスが崩れている状態でした。
また、首の付け根や肩まわりに筋肉のかたまり(筋硬結)ができていました。
5年前に右足首を強くひねった既往があるとのことだったので、足首のぐらつきはないかをチェックしました。断裂してしまった靱帯が元に戻ることはないので、右足首のぐらつきは残っていました。
ためしにかかと上げの動作をしてもらったところ、右足首のぐらつきとカラダ全体のぐらつきが出ました。
その際に、首や肩に力が入るようでした。
おなか(下腹部)の筋力が低下していました。
身体評価の結果から
問題点として
①首や肩まわりにできた筋肉のかたまり(筋硬結)
②左右の筋膜バランスの崩れから姿勢の崩れへと変化してしまっている
③腹筋力(腹圧)の低下
④右足首のぐらつき(不安定性)
を挙げました。
この4点の改善が、眼精疲労、ひどい首・肩こりの症状をやわらげ、筋膜バランスを整えることで崩れた姿勢や脚長差の改善につながると予測して初回時の施術を行いました。
初回の施術は
まず、首や肩まわりにできている筋肉のかたまり(筋硬結)をマイオセラピー(徒手療法)で取り除いていくことでした。
首(頚椎)のわきには頭(脳)への血流をうながす総頚動脈が通っています。
首にできている筋硬結はその血流をじゃますることになります。
脳への血流が阻害されると眼精疲労や筋緊張性頭痛が起こりやすくなります。
また、首や肩まわりにできた筋硬結により首こり、肩こりも起こります。
そのため、首や肩まわりにできている筋硬結はマイオセラピー(徒手療法)で取り除く必要があります。
つぎに、背中の筋膜バランスの崩れに対して、筋膜リリース(徒手療法)を用いて、左右差の改善を行いました。
そののちに、自分で筋膜バランスを整えるセルフ筋膜ストレッチを行ってもらいました。
おなかの筋力(腹圧)の低下に対しては、深く息を吐くドローイン呼吸の練習を行いました。
また、仰向けになり両膝をおなかの上まで持ち上げた状態で腹式呼吸を繰り返す下腹部腹筋トレーニング(10呼吸×1セット)を行いました。
整体施術後に行ったこれらセルフ調整運動も含めて初回時は約40分ほどの整体治療を行いました。
施術とセルフ調整運動後は左肩の上りが改善しています。2cmあった脚長差も改善しました。
首から肩まわりにあった筋硬結をとることで、頭の位置が整っています。
今後は一度取り除いた首や肩まわりの筋硬結や姿勢の崩れが戻ってくるであろう1週間後にカラダの再調整を行う予定です。
症状の強さや発症からの経過時間にもよりますが
今回の症状の方は初回~5回まで1回/週ペースでの通院、その後症状が落ち着いてくるであろう6回~10回までは1回/2週間ペースでの通院を予定しています。
当院では10回~12回を1クールとして全身の調整を行い、痛みやシビレ症状の完治を目指して整体を行っていきます。
今回の症例の方のようなひどい首、肩こりでお困りの方
カラダの歪みや脚の長さが違うと思われている方
筋膜バランスを整えること、筋硬結を取り除くことで症状が劇的に改善してくることがあります。
当院では筋膜からのアプローチで痛みやシビレ、カラダの歪みに対応しています。
お困りの方は当院までご連絡ください!
カラダに気づきとよい習慣を提供する
北九州市八幡西区折尾の「肩こり・腰痛ケア専門」整体院 tete
理学療法士のイチケンでした。
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。