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こんにちは!
北九州市八幡西区折尾の「肩こり・腰痛ケア専門」整体院tete
理学療法士のイチケンです!
今回は2日前に整形外科でレントゲンを撮ってもらい骨には異常がないと言われるも腰の痛みと背中の張りが続いているという60代・女性・主婦の方の整体をしました。
痛みと張りが続いている原因は深い場所の筋膜の硬さと左右差にあるようでした。
上の写真は初回時の施術前後の比較写真です。
詳しく痛みが出た経緯を伺っていくと
1週間前に家でモップがけをしていて、体を起こした瞬間に腰にズキッとした痛みが走ったので、それからはゆっくりとした動きしかできなくなったとのことでした。
それから3日後、痛みがさらに強まり、家で安静にしていても痛みが良くならないので近くの整形外科でレントゲンをとってもらったところ、医師から「骨には異常がないですよ」と言われたようです。診察後は湿布と痛み止めのお薬を処方されたとのことでした。
しかし、処方されたお薬を飲むと胃が痛くなるのでできるだけ飲みたくないし、湿布もかぶれやすいので、できたらお薬と湿布を使わずに腰の痛みをよくしたいともいわれていました。
整形外科受診後2日が経過して、少し痛みが和らいではいるけれど、体を動かす時に腰の深いところに痛みがあって、背中の張り感が続いているので筋膜に問題があるのかもしれないと思い、近くの整体院を探して当院に来院されたようです。
腰に痛みが出てから当院に来院されるまで1週間が経過していました。
お話を伺ったあとにカラダの状態を詳しく検査していきました。
筋膜の硬さや首、腰椎、股関節などの関節の動く範囲、カラダの歪みや姿勢、脚長差などをみていきました。
まずはじめに首の可動範囲を調べました。
はじめに首の可動範囲を調べるのには理由があります。それは、首の動きが背中や腰の筋膜の硬さ、しいては全身の筋膜の硬さを反映するからです。
みなさんも普段、なにげに首を動かされていると思います。しかし、その可動範囲が狭くなってきいても、あまり気づくことはありません。
それは、徐々に動く範囲が狭くなるからなんです。
背中や腰の筋膜も、徐々に硬くなっていきます。なので気づきにくいのですが、ある動作がきっかけで痛みが出てから筋膜が硬くなっていたこと、首などの関節の可動範囲が狭くなっていたこと、体の動く範囲に左右差があることなどに気づくんです。
今回の方も、首の可動範囲がかなり狭くなっていました。特に、右に倒す、右を向く、おへそをのぞきこむ、上を向く際の動きの制限がありました。
次に腰椎と股関節の関節の可動範囲をみていきました。腰椎は回旋(腰をひねる動き)をみていきました。股関節はあお向けに寝てもらい、膝を曲げながら、おなかに向けてしっかりと股関節が曲げ込めているかをみていきました。
腰椎の回旋は左に回しづらいようでした。股関節は右側の動きが悪いようでした。
このような首、腰椎、股関節の関節可動範囲を調べた結果、首の左から肩にかけて、右の腰から背中にかけて、右のお尻周りの筋膜が硬くなっているようでした。
脚長差も出ていました。右腰から背中の筋膜の硬さによって、右の骨盤が引き上げられているために、右脚が左脚に比べて親指1本分短くなっていました。
左首の付け根にはしこり(筋硬結)ができていて、押さえると強い痛みがありました。
カラダの歪みや姿勢、特に座ったときの姿勢をみていきました。
右肩が下がり気味で、両方の肩甲骨が外側にきすぎています。
ねこ背になっていて、骨盤も後ろに倒れている骨盤後傾位の状態にありました。
腰の骨(腰椎)も少し丸みをおびて、腰椎後弯という状態でした。
これらの不良姿勢も筋膜の左右差や硬さが原因で骨を引っ張っていることで起こっているようでした。
これらの検査結果から今回の方の問題点は
①左首の付け根にできたしこり(筋硬結)
②右腰から背中にかけてと右のお尻の筋膜の硬さ、左右差
③脚長差(右脚が左脚に比べて短い)
④筋膜の硬さからくる姿勢の崩れ
にありました。
これら①~④を当院独自の施術法、筋膜リリース全身調整法で改善して深い筋膜の硬さをほぐし、左右差がなくなれば首や腰椎、股関節の可動範囲が広がり、姿勢の崩れも良くなっていきます。
硬くなっていた深い筋膜がほぐれれば、それまで滞っていた血流や体液循環がよくなり、痛みが出ている筋膜組織の修復が早まります。結果的に痛みが出にくいカラダへと変化していきます。
しかし、筋膜の質はすぐには変わりません。それは、時間をかけて筋膜が徐々に硬くなり、関節の可動範囲が狭くなってきているからです。
一度施術をして筋膜バランスを調整しても、最初のうちは4日程でもとに戻ってきます。それは、今までのカラダの使い方の癖やご自身の持つボディーイメージによるところが大きく影響します。
しかし、完全にもとに戻る前に筋膜のバランスを再調整していくことで、7回程度でもとに戻らなくなっていきます。
それは、筋膜の質が少しずつ変わっていき、カラダの使い方の癖やボディーイメージが変化していくからです。
筋膜の質が変わり、良い状態に定着するまでには最低でも2~3ヶ月が必要です。
そのため、当院では痛みが何度も続く、定期的に痛みが出るという方には12回程度の通院で筋膜の質を変えて、良い状態を定着させていくことをおすすめしています。
・何度も繰り返す腰痛、背中の痛みや張り感で困っている方
・レントゲンでは骨には異常がない、でも痛みや違和感が続いている方
・痛みやしびれの原因が筋膜にあるのではないかと感じている方
・体の硬さや姿勢の崩れが気になる方
当院の筋膜リリース全身調整法がお役に立てます!
是非、当院独自の筋膜アプローチで筋膜の質を変え、関節の可動範囲を広げ、動けるカラダを手に入れてください!
カラダに気づきと良い習慣を提供する
北九州市八幡西区折尾の「肩こり・腰痛ケア専門」整体院tete
理学療法士のイチケンでした。