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腕のシビレで悩む方の整体。原因は首の付け根にできた筋硬結と頭位のズレでした!

こんにちは!
北九州市八幡西区折尾の「肩こり・腰痛ケア専門」整体院 tete
理学療法士のイチケンです!

今回は、25年前に車の事故で横転し、頚椎骨折を起こしてから、その後遺症で右腕のシビレが続いているという40代・男性、会社員の方の整体をしました。

 
上は初回時の施術前後の写真です。

施術前の写真で、気になるところは頭が肩の位置よりも前に出ていること、あごが上がっていること、そして骨盤もやや後ろに傾いているところでした。この姿勢が長時間続くと首や背中、腰の筋肉に負担がかかってきます。

頚椎骨折は事故後入院してリハビリ治療で治癒しているとのことでしたが、事故後5年ほどが経過してから右腕のシビレが再発したようです。

それ以来、季節の変わり目や寒くなる時期にシビレが強くなるとのことでした。

痛みやシビレの度合いや起こる状態、時間帯、普段の仕事でのカラダの使い方、首にストレスがかかりそうな動きなどを詳しく聞いていきました。

それから実際にカラダの状態を評価していきました。

首から肩、腕、手にかけての筋膜の状態を調べ、首(頚椎)、上肢、背骨、骨盤周囲、股関節、足首などの下肢の関節の動きをみていきました。

また、筋膜のつながりは全身におよんでいるので、首から肩、腕、手首の筋膜の硬さをみた後に背中、腰、骨盤周囲、下肢の筋膜の硬さもみていきました。

また、座った姿勢での頭や肩、骨盤の位置なども写真を撮って確認して、どのあたりに負担がかかりやすいのかを分析して本人に伝えていきました。

問診と評価の後に施術に入っていきました。

初回時のポイントとなるのは首の付け根から右肩、シビレのある右腕の付け根にできていた筋肉のかたまり(筋硬結)を取り除くことでした。

首の付け根いにある後頭下筋群と左側の僧帽筋の上部線維、肩甲挙筋、棘下筋、斜角筋、小胸筋、上腕三頭筋に筋硬結ができていました。また、首から右の肩、腕にかけてむくみがありました。

マイオセラピー(徒手療法)で筋硬結をとり、さらに筋膜リリース(徒手療法)で筋膜をゆるめて調整を行いました。

カラダの表面の浅い筋肉や筋膜は自分で行うストレッチで筋緊張がとれて柔らかくなるのですが、骨の近くにある深い筋肉や筋膜はストレッチではなかなか緊張がとれにくいため、直接筋肉のかたまりをとるマイオセラピー(徒手療法)がおすすめです。

筋硬結をとると筋肉が本来の柔らかさを取り戻します。その後、筋肉の伸び縮みがよくなり、関節の動きが広がり、からだの動きがよくなってきます。

また、血液や体液の流れ、神経への栄養補給が十分にできるようになるので痛みやシビレがやわらいできます。

患部に痛みを起こしている痛み物質は血流にのって腎臓へ運ばれ、体外へ老廃物として排泄しやすくなります。このことが痛みの改善につながります。

シビレも血流の低下による神経への栄養供給不足が原因であることが多いので改善へと向かいます。

現在、3回目の施術が終わっていて、筋硬結がほとんどなくなっています。
腕のシビレも徐々にですが気にならない時間帯が増えてきているようです。

今後は首や肩、上肢以外の体幹や下肢の筋膜を調整して、全身の血流、体液循環を高める施術と調整運動を行っていく予定です。

筋膜リリース全身調整を行うことで、シビレやむくみの原因を全身アプローチで根本的に改善していく全12回の治療計画を実行していきます。

何十年も続いている慢性化した、難治性の痛みやシビレでお困りの方は今回の症例のように筋硬結ができているかもしれません。

是非、「筋膜」からのアプローチを得意とする当院にご相談ください!

カラダに気づきとよい習慣を提供する
北九州市八幡西区折尾の「肩こり・腰痛ケア専門」整体院 tete
理学療法士のイチケンでした!

最後までブログを読んでいただきありがとうございました。

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