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肩が痛い!腰が痛い!など、
あなたのカラダに痛みや不調が出たら、
整骨院、整形外科(病院)、
それとも整体院やカイロプラクティック院
あなたなら
どこにかかりますか?
それぞれの施設の特徴を知って、
賢く使い分けてください!
まずは整骨院(=接骨院も同じ)
ここには、柔道整復師という
国家資格を持った院長が
必ず一人はいる施設です。
柔道整復師は3年制専門学校で
解剖学、生理学、運動学をはじめ、
整形外科学、外科学、病理学、リハビリテーション医学、
柔道整復学などの医学的知識を習得して国家試験に合格している
骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷などの急に起こったケガ(外傷)
に対処するエキスパートです。
骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷などの急性外傷に対して
徒手整復やテーピングによる固定、
電気(物理療法)や柔整マッサージなどの徒手療法を行います。
診療には国民健康保険、社会保険が適用されます。
交通事故による頚椎、腰椎捻挫(むち打ち)も
保険が適用されます。
ただ、骨折や脱臼の場合、応急手当てを行う初回以外、
引き続き治療を行う際は医師の同意が必要です
あくまでも、治療に保険が適用されるのは原則、
骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷などの急に起こったケガだけに限られます。
慢性的な肩こり、腰痛、頭痛、筋肉疲労、
慰安(リラクゼーション)目的でのマッサージは保険が使えません。
今のように、整形外科などの医療機関か多くなかった時代に
元々は柔道などの武術中での現場で骨折、脱臼、打撲への対応として
柔道整復術をする技術者でした。
そのため、急に起こったケガへの対応、応急処置を得意としています。
保険適用での診療の場合、痛い場所に
低周波や超音波、ホットパックなどの
物理療法を10分~15分程行った後に
柔整マッサージなどの徒手療法を15分程度、
長くても20分程度でしょうか、行うことが多いです。
保険適用の場合、痛みのある場所に対しての対処療法になってしまうところに
保険診療では限界があります。
全身へのアプローチができない、時間的な制約があるので
何度も通院しなくてはならなくなるでしょう。
また、同じ治療部位で、
整形外科と整骨院の併用利用はできません。
場合によっては整骨院での治療費が全額自己負担になることもあるので、
気をつける必要があります。
つぎに整形外科(病院)
ここには、6年間の医科大学で医学全般の専門教育を受け
国家試験に合格した医師がいる医療機関です。
レントゲン、ときにMRI、CTなどの画像検査機器があり、
画像診断、理学所見から原因を特定します。
薬や注射、点滴などを使い、痛み症状の改善を即座に図ることができるのが特徴です。
骨折、骨変形、ヘルニアなどの神経所見等の診断ができるのも医師の強みです。
あなたの「病名(診断名)は〇〇です!」と診断ができます。
診断および治療行為ができるのは医師のみです。
手術が必要な場合は、総合病院、専門病院への紹介ができることも医療機関の強みです。
もちろん、診療は国民健康保険、社会保険が適用されます。
労災保険指定医療機関では労災保険も適用されます。
骨や関節に異常を感じる場合や横になってもおさまらない激しい痛みがある場合には
重篤な病気、急を要する病気が疑われます。
まずは、医療機関である整形外科(病院)を受診し
原因の特定と診断をつけてもらうことをおススメします。
最後に整体、カイロプラクティック院
整体やカイロプラクティックは代替医療に属する分野なので、
医療機関のように診断、治療はできません。
あくまでも代替医療(医療に代わる症状改善のいち手段)
としての位置づけになります。
そのため、あくまでも筋肉、筋膜や骨、関節の状態、バランスを
徒手療法で整え、自然治癒力を高める、または加速させることを
第一にしています。
保険の適用はなく、自費診療になります。
また、整体師としての国家資格はなく、
民間資格をとって開業されている方が多くいます。
資格取得にかかる期間も数か月から、1~2年など、
発行団体も民間団体や〇〇協会など様々。
最近では理学療法士(厚生労働省認定:リハビリ国家資格)が
その経験や知識、徒手技術を生かして開業している整体院もあります。
理学療法士は3年~4年間、理学療法士養成の専門学校や短大、大学で
解剖学、生理学、運動学をはじめ
整形外科学、脳神経外科学、外科学、病理学、リハビリテーション医学、
理学療法学、物理療法学、身体評価法など、医学とリハビリテーション専門知識を学び
国家試験に合格している「動きづくりの専門家」です。
徒手療法と運動療法、物理療法(電気)を用いて、筋、関節の状態をよい方向へ変化させ、動きを改善していくことを得意としています。
当院もその一つです。
整体院を開業する上で、院長(セラピスト)が取得している資格や知識の背景は様々です。施設によって院長の基礎教育での知識のばらつきや
徒手技術の差が大きいのが現実です。
受診する際はホームページなどでしっかりと調べてからかかることをおすすめします。
また、カラダに対するアプローチ法も様々です。
当院のように筋膜、筋肉や関節にアプローチする整体院や
背骨や骨盤などの骨にアプローチする整体、カイロプラクティック院など
アプローチ法に統一性がないのも特徴です。
整体・カイロプラクティックは以下のように定義されています。
整体とは脊椎・骨盤・肩甲骨・四肢(上肢・下肢)など、からだ全体の骨格や関節の歪み・ズレの矯正、骨格筋の調整などを手足を使った手技と補助道具で行う技術およびその行為(引用:Wikipedia)
カイロプラクティックとは骨格の歪み、特に背骨の機能異常を手技によって調整することで神経の働きを回復するヘルスケア(保健医療)である。(引用:一般社団法人 日本カイロプラクターズ協会HP
大きなくくりで言うと
徒手療法を使って、筋、骨格系に働きかけ、体のバランスを整えることが
アプローチ法になります。
肩こりや腰痛などの慢性的な痛みや不調に対してのアプローチを得意としています。
そのため、時に痛みをすぐにとってほしいと即効性を期待される方には不向きな場合もあります。
痛みを何とか早くとってほしいという方は薬や注射など、副作用はあるが即効性のある治療ができる整形外科やペインクリニックの受診がおススメです。
また、整形外科を受診して、骨には異常がなく、
痛み止めの薬や電気治療と短時間のリハビリを受けたけれど満足できない
または痛みが良くならないという方には、代替医療である
整体、カイロプラクティックは有効な選択肢の一つでしょう。
痛みのある部位しかみれないという保険診療での制約を
自由診療である整体院やカイロプラクティック院では受けないからです。
痛みのある場所のみの治療、時間による制約を受けません。
からだを全体ととらえて診る、筋、骨格系を全体から調整するという理念が
整体・カイロプラクティックにはあるからです。
夜も寝れない強い痛みや
横になって休んでもよくならない痛みは
その背後に重篤な、急を要する病気が隠れていることがあります。
すぐに、国民健康保険や社会保険を使って
整形外科などの医療機関を受診しましょう。
場合によっては総合病院、専門病院を紹介してもらい
検査を受けてください。
骨折や脱臼、挫傷などの大きなケガの場合も
レントゲンやMRI,CTなどの各種画像検査、
診断を下せる医療機関をまずは受診しましょう。
医療機関を受診したうえで、
悪性腫瘍や進行性の病気、内科疾患、骨や靱帯への損傷がない場合
慢性化した痛みには整体やカイロプラクティックなどの代替医療は
症状改善にむけた一つの選択肢になります。
慢性化したその痛みは筋膜や関節に端を発する痛みかもしれません。
また、筋膜に引っ張られて影響を受けた骨格の歪みが原因かもしれません。
その時は、整体院やカイロプラクティック院などの代替医療をご活用ください!
最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。
北九州市八幡西区折尾にある肩こり・腰痛ケア専門 整体院tete
理学療法士のイチケンでした!